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誕生日休暇!ヴェネシア観光日記

コロンビア

先日、誕生日を迎えました〜(^ω^)

ということで、隣の村のヴェネシアに連れて行ってもらいました!

ヴェネシアはうちからバイクで2時間くらいの場所にあります。

通り道にコロンビアコーヒー生産者連合会の試験農場があるのでちょっと寄り道。

門には今までなかった看板がたくさんついていました。

どれもコロナウイルス対策のようです。


組合はまだリモートワークがメインだそうで、この日もアルレックスがよく知っているセニョール1人しか出勤していませんでした。

さて、なぜ試験農場にきたのかというと、木の種が欲しかったんですよね。

写真左側に写っている白っぽい木。タンボールという木なんですが、あまり横に広がらず背が高く育つので、コーヒーのシェイドツリーに適しているんです。

周りにたくさん種が落ちていて、「種ちょうだーい」と言えば快くオッケーしてくれます。

試験農場はいつも綺麗に手入れされているので、うちも頑張らなきゃなーという気になりますね。

 

試験場をあとにして20分くらい下るとヴェネシアに着きます。

ヴェネシアは高度が低いので私の住んでいる村よりも気温が高め。ちょっと歩くだけで汗がでます。

暑いときはアイスに限るよねーっということで真っ先にアイス屋さんへ。

教会の真横のアイス屋さんでパフェを頼みました。

セロトゥサという名前のパフェ。270円。

2人で食べてちょうどいい大きさでした。中のアイスも2種類選べてこのお値段⊂(^ω^ )⊃

ちなみにセロトゥサというのは、ヴェネシアにある山の名前です。

コロンビアコーヒー生産者連合会のロゴのモデルにもなっており、外国人観光客もよく登りに来るヴェネシアのシンボル。

この角度から見ると普通の山ですが、反対から見ると先っぽがとんがって見えます。

まさに私たちが食べたパフェのてっぺんに乗っているブラウニーと同じ様な形をしているんですよ。

 

ヴェネシアは土地の値段が高いので、ちょっと昔までマフィアが多く住んでいたそう。

メデジンのお金持ちが休暇を過ごすスポットとしても人気の村。

道も整備されており、新しい公民館のような建物も建ったりしていますが、物乞いや薬中の人を多く見かけます。

アイスを食べているとき隣に座ってワッフルを食べていた女の子2人組がいたのですが、目が完全にイってる若い男性が近づいてきて何か話しかけていました。女の子はシカトしていたのですが、男性は女の子が食べていたワッフルをガシッと鷲掴みにして食べてしまったではありませんか。そのあとパラソルで手を拭き、次のターゲットを探すために去っていきました。それを見ていた私、唖然(゜ω゜)

そして、そんな私たちのもとに小太りの中年男性が近づいてきて「よぉ従兄弟よ!」と挨拶してきました。

「ねぇ、何食べてるの?俺も同じの欲しい」と。

シカトすればいいのにアルレックスはこういう人にいちいち答えちゃうんですよね。

「あとでね」といっても全く引き下がらないおっさん。「ジュースでもいいよ!3000ペソ!」と妥協しはじめたので「分かった分かった買ってこい」といって結局奢ることに。

人も少なくいい村なんですが、こういうのが多いと厄介ですし女性一人だと安心できませんね(・ω・`)

 

さて気分を害されたのでコーヒーでも飲みに行くことに。

新しくできたと思われるお洒落な通りにある露店カフェ、La graciera。

豆は地元のコーヒーを使用しています。

広場から少し離れているので騒がしくなくとてもゆっくりできます。パソコンで作業している人もいました。

私はラテ、アルレックスはエスプレッソ。

1杯120円くらいかな?日本に比べるとハイクォリティなのにお値打ち(^ω^)

まぁこの後アルレックスがラテひっくり返してもう一杯買う羽目になったんですけどね(^ω^#)

居心地がいいのでかなりゆっくりさせてもらいました。

さてお昼もとっくに過ぎていたので小腹を満たすためにヴェネシアアレパを食べることに。

村の中心部から結構離れており15分くらい歩きますが、歩く価値も十分あるくらい美味しいんです。

アレパとはとうもろこしの粉でできたトルティーヤみたいなコロンビア人の朝食には欠かせない食べ物ですが、ヴェネシアアレパは中にチョリソー(ソーセージ)が入っているのです。

↑これが外観。前は看板を出していたそうですが、今は普通のお宅です。

家の中にいたおばあちゃんに「アレパありますかー?」と聞くと「あるよーちょっと待っときー」と外に椅子を出してくれます。

5分ほど待つとバターがたっぷり塗られ適度に塩がかけられたアレパが出てきます。

お値段150円。表面はサクサクで中はジューシー(^ω^)

結構お腹一杯になりますよ。

↑家の前でコーヒーを乾かすセニョール。

ここではゆったりとした時間が流れています。

道が広く、バイクがブンブン通るわけでもなく、爆音で音楽をかけるおうちもありません。

物乞いと薬中が多いのを除くとヴェネシアはとても住みやすく素敵な村なんですよね。

 

さぁ、暗くなる前に帰ります。

帰りに私たちの住む村を通りましたが、こんな感じ(^ω^;)

いやーー人が多いっすわ。

でもやっぱり私は観光客もメデジンから来る人も少ないこの村の方が落ち着くかな。

さて、コーヒー収穫期真っ只中の忙しい時期に贅沢におやすみをとってしまったので、また気持ちを切り替えてバリバリ働きます!

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