海外に行くなら知っておきたい盗難対策

私はコロンビアに住んでいますが、コロンビアと聞くと治安が悪いというイメージをお持ちの方は結構いるかと思います。

実際、渡航前にコロンビア人の友達に、アクセサリーは全部外していけ、携帯は路上では絶対出すな、新品のものは身につけるなと散々注意されました。

私が現在住んでいる村は治安はいいので、ここではガチガチに対策はしていませんが、今日は私がメデジンの様な大きな街に行く際にやっている盗難対策をいくつかご紹介します。

財布は持たない

日本では革製のカチッとしたお財布をカバンの中に入れている方は多いのではないでしょうか。

男性なら長財布をお尻のポッケに入れている方をよく見かけますよね。

でもこれってかなり無防備。

カバンの中に入れても路上でカバンごとひったくられたり、人混みや電車内でカバンをナイフで切られたりするというのをよく聞きます。

お尻のポケットに入れるなんて、持って行ってくださいと言っている様なものです。

と、いうことで私のお財布はこちら

これはペルーに言った時に購入しましたが、その前は100均で買った同じ様なペラペラなポーチを使用していました。

小さいのでジーンズのポケットにすっぽり入ります。

ポケットに入れてさらに親指をポケットに差し込んで歩きます。

　

スパイベルト

そもそもランニング用に買ったスパイベルトが旅行に大活躍。

ウエストポーチだと身につけているのが分かってしまいますが、スパイベルトは身につけているのが傍目に分からないくらい身体にフィットします。

私はパスポートと大きなお金をスパイベルトに入れ、さらにジーンズの中に入れて見えない様にしています。

　

先ほどお財布を紹介しましたが、財布に全財産入れてしまうと取られた時に一文無しになってしまうので、最低でも２箇所に分けてお金は持ち歩きましょう。

お財布には最低限のお金を入れ、残高が少なくなったらトイレの個室などで、スパイベルトから補充します。

スパイベルト購入はこちら↓

　

携帯はフロントポケットまたはジーンズに刺す！

日本では携帯はお尻のポケットに入れていましたが、海外でこの行為は危険。

お財布とは反対のポケットに入れて、さらに上からTシャツをかぶせます。

現地人は高確率でジーンズの中にぶっ刺しています。（下着にしまっていると言った方がいいのかな・・・？）

　

また歩きスマホは厳禁。現地人は結構やっていますが、あなたは外国人ということを忘れないでください。

めっちゃ目立ってます。特に南米は日本人が少ないのでめっちゃ浮きます。

地図を見たかったら、立ち止まって道の端でサッと確認しましょう。

私は利き手で握って反対の手を上からかぶせる様にして操作するのがくせになっています。

　

身につけるものには注意

少なくともコロンビアに来る際には高価なアクセサリーや時計は外していきましょう。

アクセサリー自体は盗まれなくても、それがお金を持っているというサインになりかねません。

またブランド物も避けるのが無難。

コロンビアではチャックが壊れたリュックを安全ピンで止めて使用している人をよく見かけます。

新品のカバンって持ってるだけで結構目立ちますよ。

　

サングラス着用

サングラスをかけていると、どこを見ているのかが分からないのでスリに合いにくいんだそうです。

ただ、メデジンってサングラスをかけている人をあまり見ないんですよね。

かけると逆に観光客感が出そうなので、私はメデジンではかけません笑

でもヨーロッパでは結構使える技だと思います。

　

宿の人に行かない方がいいエリアを聞く

治安の悪いエリアというのはどこにでもあります。

宿に着いたらまず立ち入らない方がいいエリアを宿の人に聞きましょう。

観光に行く際はそのエリアを避ける様にルートを選択する様にします。

めんどくさいですが、安全第一です。

　

暗くなったら一人で出歩かない

これはもはや常識ですよね。

暗くなったら徒歩での移動はやめましょう。

必ず複数で行動し、帰宅の際はUberで帰りましょう。

流しのタクシーはあまり信用できません。

コロンビア人でさえ、流しは使わず信頼できるタクシー会社にわざわざ電話して呼び出しています。

または運転手に個人の連絡先を聞いて、必要だったらその人に直接電話したりしていますね。

ただ電話ってスペイン語を話さなくてはいけないし、携帯の通話料も発生します。

Uberだったら、アプリ内で目的地の指定やお金のやりとりができるのでおすすめです。

　

年末は特に注意

コロンビアはじめラテンアメリカの人々にとって、クリスマスと年末は超浪費する時期です。

それに合わせて、売り手も何もかも価格を引き上げてきます。

なのでこの時期お金に困っている人が多いのは事実です。

クリスマスに散財してお金がない、クリスマス価格になってしまい物が買えない。

そんな理由で犯罪が増えます。

年末に渡航する方は特に気をつけてください。

　

もし強盗にあったら・・・

彼らに従いましょう。

なんだかんだ命はお金に変えられません。

彼らはあなたを殺したいわけではなく、金目のものが欲しいだけです。

　

盗られた物によっては大使館にも行かなければいけないと思うので、大使館の場所は把握しておきましょう。

携帯にロケーションを保存していても携帯を盗られたらおしまいなので、大使館の場所や緊急連絡先、パスポートのコピーなどは携帯だけでなく紙にして別に持っておいた方がいいと思います。

大使館や交番などは、グーグルマップなどでどの辺にあるのかを事前に把握しておきましょう。

　　

終わりに・・

これを言ったら否定されるかもしれませんが、正直事件に巻き込まれるかどうかって最終的には運だと思っています。

気をつけていても無差別に急に襲われることもあります。

でも運だからと言って何も対策しないのは超危険。

これだけやってもやられたんだから仕方無いと思えるくらいできる限りの対策はしていきましょう。

せっかくの旅行、嫌な思い出にならない様に少しでもこのブログが誰かの役に立てばと思っています。