コロンビアに来て2年半以上経ってました。
初めはスペイン語を勉強しようと遥々ここまで来たワケですが、振り返ってみると語学学校に行ったのはたったの2週間だけでした(^ω^)
(現義母の家に)ホームステイをしていたので、語学学校よりホストファミリーと話す方が勉強になることが多かったんですよね。
しかしここ(山)に来てからは話し相手パートナーしかおらず、友達もできず、なかなか語学習得には苦労しております。
まぁそんな事を言いながらもさすがにこれだけの期間住んでいると嫌でも語学は身について来るわけで、普通に話す分には苦労しないレベルには知らないうちに達していました。
スペイン語と日本語は母音が同じなので、発音に関してはカタカナ読みをすれば良いだけなのでとっても楽。(英語ってなんであんなに音の種類が多いんでしょうね。)
という事で特に発音に関しては全然気を配らずここまで来てしまったのですが、最近ひとつの致命的なミスを犯している事を知りました。
RとLとRR
日本で「エレ」と書くと、読み方はエレ以外に無いと思いますが、スペイン語ではエレの発音にはRとLとRRの3種類の音があります。
RRは巻き舌なので分かりやすいのですが、私はあまり意識しないでRとLを同じ音で発音してたんです。
最近、パートナーに検索しようとした単語のスペルを聞いた時の出来事なんですが…
私「アリコってどう書くの?」
彼「ア(A)、エレ、イ(I)、セ(C)、オ(o)だよ。」
私「エレってどっち?」
彼「エレだってば」
私「???(Rか?Lか?)」
混乱する私を見てパートナーが側にいた彼の妹に「日本人はエレ(R)とエレ(L)の違いが分からないんだよ」と言ったんですが、妹が
「あぁぁ!たまにアヤと話しててエレ(R)とエレ(L)間違ってるなぁと思うことあるんだけど、そういうことね!」と…(゜ω゜)
言ってよ!!!!!。゚(゚´Д`゚)゚
こちらの人と喋っててよく聞き返される理由が分かりました(・ω・`)
彼らネイティブスピーカーにとってエレ(R)とエレ(L)は全ッッ然違う音みたいなんですが、日本人から聞くと本当に両方とも「エレ」なんですよ。(RRは巻き舌なのでわかる)
↓こちらを聞いて見てほしいんですが、このLとRのややこしさは英語のR(アール)とL(エル)の比ではありません。
例えばperro(犬)とpero(しかし)とpelo(毛)はカタカナで書くと全部「ペロ」なんですが、「ロ」の部分がスペルによって発音する時の舌の位置が微妙に違うので、ちゃんと言い分けないと間違って伝わってしまうってことなんです。恐ろしい…。
そういえばパートナーの姪っ子はサラという名前なんですが、以前「サラー!」と呼んだ時、「サラ(Sala)じゃないよ!サラ(Sara)だよ!」と怒られた事もありました。サラ(sala)はリビングルームって意味なのでそりゃ怒るわなぁ(´-`)
スペイン語ネイティブに分かりづらい日本語の音
実はRとLの音の様に、スペイン語ネイティブにも聞き分けづらい音があります。
それは「す」と「つ」。
パートナーが日本語を勉強し始めた時、この音の違いにずいぶんと苦労していました。
あとはザ行も言いづらいみたいです(゜ω゜)
こちらからしたらそんな事ないのになぁと思いますが、こちらの人からするとエレもそうなんだろうなぁー…。
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