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歴史的!コーヒの価格が$1.645.00の壁を超えた!:コーヒー記事和訳

コーヒー

コーヒーの市場価格が大変なことになっています(((((((((((っ・ω・)っ

コーヒーの価格はNYの市場で決まることは今まで何回もお伝えしてきましたが、いろんなファクターが重なってコロンビア史上最高の価格を叩き出しております・・・!

私がコーヒー生産を始めた2019年は、確か1袋(/125kg)の価格は$700.000台か良くても$800.000くらいだったんです。いやーーーーーーーうちまだ生産量少ないからあんまりこの恩恵を受けられないのは残念だけど、これは2018年の価格暴落でも諦めずに歯を食いしばって栽培を続けてきたコロンビアのコーヒー農家たちには素敵なご褒美になると思います!

日本でもコーヒーの価格が上がってきているとのことですが、ダイレクトトレードとかやっているコーヒー屋さんも買値あげないといけなくなりそうですね。だってスペシャルティってめっちゃ選別する手間があったり、加工もめっちゃ気つかってたりしてるのにコモディティとそんな買値が変わらないんだったら、その人件費と手間を省いて農協に売った方が楽だもんね(・ω・`)

私も次の収穫分は日本に輸出しようかと思ってたけど、もっと値段上がるんだったら今年はもうスペシャルティそこそこにして農協に売ろっかなとか思っちゃってますよ正直w(多分それはないけど)

でもブラジルの農家は干ばつに霜に散々で本当かわいそうよねぇ・・・コロンビアに干ばつ起こったら私農家続けていく自信までカラカラに乾いてしまいそう・・・。

さて、今回は久しぶりに記事の翻訳です!今回の市場価格高騰についてForbesの記事を訳してみたのでご覧ください!!

元記事↓

¡Histórico! Precio de carga de café supera la barrera de los .645.000
"Buenas noticias para los cafeteros y las zonas productoras", dijo el gerente general de la Federación Nacional de Cafeteros, Roberto Vélez.


歴史的!コーヒの価格が$1.645.00の壁を超えた!

コロンビア生産者組合連合会のロベルト・べレス代表は水曜日に1袋(/125kg)あたりのコーヒーの価格が$1.645.000という、この国で過去に見たことがない価格で市場を閉じたことを発表した。「コーヒー生産者やコーヒー産地にとって朗報だ!」と繰り返した。

ここ数ヶ月の価格は、需要の上昇とブラジルが抱えている霜の問題によって上昇していた。中南米はコーヒーを生産する土地に適しているため、世界最大の生産国なのである。

ロイター通信によると、霜の影響でコーヒーの価格は水曜日に約14%上昇し、4年半前の最高値を上回った。

為替では米ドルが$3.800を超たことが価格の押し上げにつながり、コロンビアの農家に恩恵をもたらしたのである。

 

更に、コーヒー生産者連合会の最新の報告によると、水洗式アラビカ種の生産が最も盛んなコロンビアにおいての6月のコーヒー輸出は、約7週間続くデモによる道路封鎖の影響を受けて11%減少し986.000袋/60kgだったという。

これらのコーヒーの供給の不足が需要の上昇と重なり価格を押し上げた。

コーヒー生産者連合会によると、例えばコロンビアでは5月だけで約80万袋/60kgのコーヒーの輸出がデモ隊によって妨げられたのだそうだ。

「コーヒーの輸出は遅延していますが、コーヒーの輸出の60%を担うコロンビアの主要港ブエナベントゥラが40日間以上封鎖された後、輸出のスピードを元に戻すために行っている重要な物流作業を際立たせる価値はあります。」数ヶ月前にベレス代表は語っていた。

コメント

  1. eetkamer より:

    Thanks.

  2. あおのり より:

    こんにちは。
    私はコーヒーが好きで、自分で焙煎するようになって二十年ほどになります。農産物である生豆に触れることで、コーヒーの世界が広がりました。産地や農家のことをうかがい知ることができて、大変興味深く読ませていただきました。
    それにしても、農園を維持できるかどうかの線を行ったり来たりの先物取引相場は、低過ぎますね。自家焙煎店などが問屋から取り寄せる生豆は、コモデティのスプレモでキロ700円台、大手ロースターが商社から買うのはおそらくその半額くらいだと思います。焙煎するとキロ4000~6000円くらいになるのかな。コーヒーはどこで誰がどれだけ上乗せしているのか、わかったものではありません。相場と流通経費の高騰を理由に20%の値上げを発表している大手ロースターもありますが、コロナでの売り上げ減少を取り戻そうとしているのかもしれません。家で飲む人が増えても、外で飲む分をリカバリーできないそうです。外だとランチでも接客でも「とりあえずコーヒー」になるけど、家だとどうしても淹れるのが面倒でお茶やジュースなどに流れるでしょうしね。
    相場が高騰して、生産に携わる人々の暮らしが豊かになったり、環境保全に投資されるのであれば歓迎です。「コーヒーは儲かる」とばかりに山を切り開いて農園にして、増産の結果が相場の暴落……ということにならなければよいのですが。また産地の様子を知らせてください、期待しております。

    • Campesinita Campesinita より:

      コメントありがとうございます!価格のバランス、とてもむずかしいですよね。日本でアフリカの農家に対して「あそこは物価が安いから、価格が安くても大丈夫」と言っている人を度々見かけます。アフリカの事情は私はわかりませんが、少なくともコロンビアではその理屈は通用しないように思います。多くの子供が労働を強いられ、お金がないので大学や高等教育を受けられないという実態を私は自分の目で見ていますので、とても複雑な気持ちになります。あおのりさんのおっしゃる通り、今たくさんの人がコーヒーを植えています。こうなると、植えたコーヒーが実をつけ始める3年後には供給過多で価格が暴落するのがお馴染みのパターンなんです。農業というものはそういうものなのかもしれませんが、ずっと気持ちが落ち着きませんね・・・