コーヒーの生産者になったので、コーヒーについてもっと知らなくては!
ということで、隣町で定期的に開かれているコーヒー講習に通うことにしました。
バリスタ、焙煎などいろいろコースがある中で、今回はカッピング講習を選択。
毎週金曜日、8時から13時までコミュニティセンターのような場所で開かれます。(全8回)
スペイン語がまだそんなにできないので不安しかありませんが、できるようになるまで待っていたら一生行けない気がするので意を決して飛び込んでみることにしました。
公立の建物なので敷地の入り口には警備員がおり、ID番号を控えてもらわないと入ることができません。
またパソコンを持ち込む場合は、機種やシリアル番号を登録する必要があります。
施設内は公共のパソコンがたくさんあるので盗難防止のためですね。


カッピングって何?
カッピングはコーヒーの味を評価するために行います。
ソムリエがワインの味を評価するためにテイスティングするような感じ?
コーヒーの買い付けの際や、質のいいコーヒーを決める大会などで用いられます。
グラスのカップにコーヒー豆とお湯を入れ、スプーンですくって吸い込むように口に含み、6から9の点数で評価します。

詳しいやり方はこれから講習で勉強するので、ブログの中でまとめながらシェアできたらと思います。
第1回 座学
この日集まったのは15人ほど。
講習初日は自己紹介から始まりました。
すでに海外にコーヒーを輸出している人、6ヶ月前にコーヒーを植えたという人、コーヒーが好きで知識を深めたいという人・・・
高校生くらいから50代くらいまで、年齢性別問わずいろいろな人が集まっていました。

初日は基本的なコーヒーの知識です。
『スペシャリティコーヒーとは何か』から始まり、コロンビアで栽培されているコーヒーの品種まで幅広く教えてもらいました。
「ヨーロッパでは環境に配慮されているかどうかが重要視されているけど、アジアではそこまで重要ではない」という話になり
「日本はどう?」と先生から質問を振られ慌てる私。笑
「確かに日本の市場ではそんなに重要ではないかもですぅ」みたいな回答をしてしまいましたが実際のところどうなんでしょう?
コーヒー豆にはアラビカ種とロブスタ種があるのは、コーヒーが好きな人ならご存知かと思います。
コロンビアではアラビカ種が多く栽培されていますが、その中でもコロンビアではこれだけの品種があるんだそう。

多すぎる・・・・!
でも参加している生徒さん、みんなよく知ってるんですよね。
日本人がお米の品種が何個か言えるような感覚なのかしら・・・?
5時間に及ぶオールスペイン語の講習は非常に疲れました。
でも知らなかったことをたくさん学べたし、コーヒービジネスをしている生徒さんたちとも交流できたのでかなり収穫がありました。
第2回 座学
前回に続き、今回も遅刻・・笑
アルレックスの遅刻癖はかなりしぶといようです。
15分遅れで到着しましたが、教室は満席状態。
今回は前回の倍くらいの生徒がきていました。
今回の講習では主に欠陥豆の種類と原因、欠陥豆が含まれることによって味にどう影響するかについて学びました。

今日の先生ははっきりと発音しない先生だったので、あまり聞き取れず撃沈。
くうううううう!悔しい!
コーヒーの味の表現に「UMAMI(旨味)」というのがあるのですが、先生が
「味の素の味だね。中国とかそのへんの風味」(味の素は南米でも有名な調味料です)
と説明していて、いろいろツッコみたかったけどぐっと堪えました笑
しかし授業風景を見ていると、日本の授業との違いにびっくり。
前回の自己紹介の時もそうでしたが、みんな発言している人の顔をしっかり見て、声に出して相槌をうったりするんです。
授業中もわからないことがあったら「プロフェ!(先生!)」と手を上げて発言しますし、先生が「これ知ってる?」というと間違っていようがどんどん発言します。
日本の授業風景や講習って、先生や講師が一方的に喋っているようなイメージがありましたが、こちらではみんなが授業に「参加している」感じがあってとても面白かったです。

残り6回。
これからは実技が増えてくるらしいので、置いていかれないように頑張ってしがみついていきたいと思います!

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