こんにちは。
前回、「苗を植えたのに雨が降らない」と書きましたが、その日を境に連日雨です。
今度は苗が植えられません(・ω・`)
困りますねー。
さて、世の中はコロナウイルスで大変ですね。
コロンビアでも外出禁止令がでており、つい先日4月26日にまでに延期が発表されました(2020/4/11現在)
基本的に外出ができるのは、買い物の時と病院に行く時だけ。
更に外出できる人を制限する為に各自治体でいろいろな工夫がされています。
例えば首都のボゴタでは性別によって外出を制限するそうです(偶数日は男性、奇数日は女性が外出可)
そして、メデジンではID番号の最後の数字で制限しているエリアが多く、私たちが住む村は集落ごとで外出を制限しています。
私たちの集落は、土曜日が村に行っていい日。
いつも週末は人でごった返して賑やかな村ですが、今はこの世の終わりのように鎮まり帰っており、全く活気がないそうですよ。


ちなみに買い物に出かけてられるのはひと家族にひとりだけ。
今は庶民の足になっていたチバ(バス)も運休している為、バイクを運転できない私はカゴの鳥のような状態です。
とはいっても、実は農民は外出禁止令対象外。
人々が食べる為には農家は働かなければならない為、田舎はそこまで厳しく規制はされていません。
村に行くことはできませんが、集落の中ならいつでも出かけられますし、期間労働者も働きに来ます。
言ってしまえば私たちは外出禁止令以前の生活とほとんど変わりはありません。
そんな感じなので学校が休校になった若者たちが、学校の前で大勢たむろって色々吸ってます←
そんな中、うちの近所のディエゴ君(13歳)は働かせて欲しいとうちに直接頼みに来ました。

重労働はさせられないので、以前カットバックした木の周りの草取りをお願いすることに。
うちは今期は収穫量が少ないのでアレですが、コロンビアは今収穫期真っ最中。
世界に美味しいコーヒーを届ける為にも、みんな健康でいて欲しいのですが一つ心配事が。
感染が蔓延しているメデジンから、どんどん人がこちらに流れてきているんです。
コロンビアの家は庭がないのが大半で、家同士がくっついた様な作りになっています。
その為、外出禁止令がでている間はバルコニーくらいしか出ることができず、ストレスの溜まった無責任な人が田舎に住んでいる家族の家に疎開しに来るんです。
警察も検問を強化しているようですが、いくらでも嘘はつけますし、全員を取り締まるのは無理な様子。
前回アナフィラキシーショックになった時、コロンビアの医療の杜撰さを実感したので、ここで病気になるのは避けたい所。
というか、ここは老人ばかりな上、病院すらありません。
人々が行き来している田舎で感染者が一人でも出たら完全にアウトだと思います。
ほんとに軽い気持ちで来るのはやめて欲しい…。
日本でも同じような事が問題になっていると思いますが、自分は大丈夫だろうと思わないように!
だいじょばないですから!!
コロンビアでは蔓延が始まったばかり。
今年日本に一時帰国する予定でしたがどうやら無理そうです。
11月までに運転免許更新しなきゃいけなかったのですが、これも諦めるしかなさそう…。
はぁ…気が滅入る毎日ですが最小限の被害で早く収束することを願うばかりです。
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