先日、コロンビア生産者連合会の研究所が所有する試験農場で苗床の作り方のレクチャーを受けてきました。

↑こちらが試験農場。
日本でも有名なフアンバルデスの看板が目印です。
試験農場はこんな感じ。

コーヒーも木だけでなく様々なフルーツの木や、綺麗なガーデンもあります。
ちょっとした植物園みたいな感じ。
到着したら早速、朝食として野菜パイとジュースをもらいました。(朝ごはん食べてきちゃった…)

まずはじめに、コロンビアの品種の歴史や、研究所が開発した新しい品種の解説などの講義がありました。

1時間ほど立ったままで話を聞き、しんどくなってきた所で実技講習に移ります。
種を撒く前に、口頭で苗床のつくり方についての説明を受けました。
竹で作るのがここでは一般的のようです。

さぁついに実践。
まずは土を平らにならしましょう。

その後、種をざっくり撒きます。
ひとつひとつ手で植えるのかと思いきや、上から散らしていくようなイメージ。


全体的にまんべんなく撒いたら、上から筒を転がして土の中に埋めます。
種の表面全体がしっかり土に覆われるようにする為だそうです。


上から土を被せます。
大きな石が混ざらないようにふるいに掛けながらサラサラの砂で覆い、更に平らになるように全体をならします。

残りの苗床も同じようにみんなで手分けをして作業を行いました。

さて、ここで一旦お昼休み。
バナナの皮に包まれたお弁当が配られました。

中身は
・揚げアレパ(とうもろこし粉の薄焼きパン)
・ご飯(油入り)
・パタコン(バナナを潰して揚げたもの)
・茹で卵
・チチャロン(豚の脂身を揚げたもの)
・チョリソー
・カルネモリダ(肉を粉状にしたもの)
・茹でじゃがいも
脂質と炭水化物のオンパレード/(^o^)\
いかにもコロンビア〜な昼食でした。
昼食後、時間があったので試験農場見学。
いろんな品種のコーヒーの木があって、まるで博物館のよう。


一番驚きだったのはこのロブスタの木

私(168cm)より圧倒的に大きくて、まるで他の種類の木の様でした。
さぁ作業に戻りましょう。あと一息です。
動物の侵入を防ぐために板を並べます。(確かに見た目は猫のトイレ…)

その上から直射日光を防ぐ為、日除のシートを被せます。


全てにシートを被せたら作業終了。
朝食と昼食がついた今回のこの講習、なんと無料なんです。
そしてこれらの種が芽を出せば、今回参加したメンバーに支給してくれます。
コロンビアの生産者組合はこうやって自国の農家をサポートしているのです。
他の農家との情報交換の場にもなるのでこれからも積極的に参加していきたいと思います。
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