マサモラを知っている多くの人が『マサモラ』と聞くとペルーのマサモラ・モラーダを思い浮かべるかと思います。
コロンビアのマサモラはモラーダ(紫)ではありません。
今回紹介するマサモラ・アンティオケーニャは、私がいるアンティオキア県のマサモラです。

アンティオキアといえば山!マサモラアンティオケーニャは山の農民のソウルフードなのです。
これを食べないとアンティオキアの農民を名乗れない!それはマズイ!ということでアルレックスに作ってもらいました。
まずこちらがパッケージ。
そう、マサモラはトウモロコシからできています。

まずは中に入っている乾燥トウモロコシを水で戻します。

そうしたらコロンビアの家庭には必ずと言っていいほどある圧力鍋で30分ほど調理します。

トウモロコシが柔らかくなったところで片栗粉(付属)をいれます。

続いて重曹をちょびっと投入。

さらに20分くらい調理すれば完成です。
出来上がったら牛乳と黒砂糖を加えれば完成。

ジャジャーン

味は素朴で美味しかったです。
今回は温かいマサモラを食べましたが、冷たいマサモラも美味だそう。
このマサモラのトウモロコシが入っていないバージョンはクラロと呼ばれます。
私はレストランに行ったら必ずクラロを頼みます。
コロンビアは地域によって食べるものも文化も全然違います。
奥がすごく深くて飽きる気配がありません。
コロンビアにお越しの際はぜひクラロとマサモラをお試しあれ。
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